NFTが売れないんだけど、どうやったら売れるようになるの?
NFTを売るためのマーケティングの知識を教えてほしい!
こんなお悩みを解決します!
- マーケティングとは?
- マーケティングをNFTに活かす方法
- マーケティングをより深く学ぶ方法
NFT市場が盛り上がってきているはずなのに、NFTが売れなくて悩んでいる人は多いと思います。
結論からいうと、良いNFTを作っても売れない人は、マーケティングができていません。
「またマーケティングの話だ…何をしたらいいのか教えてよ…」って方に向けて、ざっくりとまとめます。
この記事では、
- マーケティングが大切な理由
- マーケティングの勉強方法
まで解説していきます。
この記事を読めば、「NFTが売れない」という漠然とした悩みを解決できるはずです!
ぜひ最後まで読んでみてください。
結局、マーケティングって何なの?
まず、「マーケティングってよく聞くけど、結局何なの?」という部分を抑えていきましょう。
ズバリ、マーケティングとは、モノが売れるしくみをつくることです。
例えば、NFT販売をしている場合はそのNFTが売れるような工夫が必要ですよね。
売れるしくみをつくる部分は全部マーケティングって考えてOKです。
例えば、NFTでのマーケティングとしては以下のものがあげられます。
- SNSでの告知
- コミュニティの運営
- 今後のロードマップの公開
では、なんでマーケティングなんてしないといけないのでしょうか?
良いNFTを作っていれば、いつか人気になって売れるんじゃない?
こんなふうに考えている人も多いと思います。
そこで、ラーメン屋さんを例にマーケティングの重要性を考えていきましょう。
ラーメン屋さんのマーケティングを考えてみよう
NFTのマーケティングと聞くと想像しにくいと思うので、ラーメン屋さんを例に考えていきましょう。
売れないラーメン屋さんと売れるラーメン屋さんの違いとは何でしょうか?
売れないラーメン屋さん
まず、売れないラーメン屋さんについて考えてみます。
あなたがめっちゃ美味しいラーメンを作れるとしましょう。味にとことんこだわっているため、その辺のラーメン屋さんに比べてめちゃくちゃ美味しいです。
では、美味しいだけで売れるでしょうか…?
お察しの通り、美味しいラーメンを作れるだけでは売れません。
極端な話をいうと、1杯1万円でど田舎の山奥に看板も出さずに店を出していたら、どれだけ美味しいラーメンを作っていても売れませんよね。
たぶん野生の熊しか来てくれないと思います…。
もう少し売れる工夫をしたほうが良さそうですよね。では、売れるラーメン屋さんは何をしているのでしょうか?
売れるラーメン屋さん
次に、売れるラーメン屋さんについて考えてみます。
売れるラーメン屋さんはなぜ売れるかと言うと、売れるラーメン屋さんは売れるように工夫しているからです。
味だけにこだわらず、売れるラーメン屋さんは以下のようにラーメン屋さんの方向性を決めています。
- どんなラーメンを
- どのくらいの価格で
- どの場所にお店をかまえて
- どのようにお客さんを集めるのか
ラーメン屋さんとしての方向性を決めることで、お客さんを絞って囲い込んでいく感じです!
例えば、男子大学生をターゲットとして稼ぎたい場合、
- 量が多めのこってり系ラーメンを
- 学生が書いやすい値段(780円など)で
- 大学から近くの場所に
- ポイントカードを使ってリピーターを集める
という戦略が考えられます。
男子大学生をターゲットにしているのに、量が少なめのあっさりラーメンを1200円で売ってたらそりゃあ売れないですよね。
繁盛しているラーメン屋さんは、ちゃんとマーケティングができてるってわけです!
売れるラーメン屋さんと売れないラーメン屋さんの違い
ここまでの売れるラーメン屋さんと売れないラーメン屋さんの違いをざっくりとまとめると、売れるように工夫しているかどうかです。
先ほどの例でいえば、
- ターゲットとなるお客さんに対して
- どんなラーメンを
- どのくらいの価格で
- どの場所にお店をかまえて
- どのようにお客さんを集めるのか
上記で決めた内容に合わせて、お店を工夫しているかどうかです。
なお、上記の手法は4P分析と呼ばれるマーケティング手法で、事業の方向性を決めるために使われます。
方向性を見据えていないと、いつかなんでも屋さんになってしまってしまうんですよね…。
たまに、ラーメン屋なのかカレー屋なのか蕎麦屋なのかわからない店って見かけませんか?
全てのお客さんの要望に答えようとした結果、全てが中途半端になってしまう感じです。
なんでも屋さんは器用貧乏なので、お客さんにとって別に行きたくないお店になってしまいます…。
逆に言うと、少しとがった感じで「○○にウケるモノにする!」というぐらいがちょうどよいのです。
マーケティングをNFTに活かしてみよう
では、先ほど紹介した4P分析をNFTに活かしてみましょう。
NFTでは、以下のように置き換えられます。
- ターゲットとなるお客さんに対して
- どんなNFTを
- どのくらいの価格で
- どのプラットフォームで販売して
- どのようにお客さんに知ってもらうのか
方向性が曖昧なままだと、どれだけ良いNFTを作っても売れません!
山奥でラーメン屋さんを開くのと同じになってしまいます。
NFTを作る前に、上記のマーケティング手法を使って自分のNFTの方向性を確認してみましょう。
マーケティングができるようになるには
「どうしたらマーケティングをできるようになるの?」って方に向けて、もう少し掘り下げます。
わたし的には、本を読むのがおすすめです。
世の中にはマーケティングスクールなどもありますが、何十万円とかかるため費用が高めです。
しかし、本だとコスパよく知識を得られるというメリットがあります!
わたし自身もマーケティング関連の本はたくさん読んだので、レベル別におすすめ本をざっくりと紹介していきます。
- マーケティングの重要性がピンとこないという方
- マーケティングの手法を学習したい方
自分のレベルに合わせて選んでいきましょう。
マーケティングの重要性がピンとこないという方
「マーケティングの重要性がピンとこない…」という方は、マーケティングが使われている実例が紹介されている本を読むのがおすすめです。
マーケティングってこんなに意味があるのか!って感じられ、マーケティングの重要性を再確認できるからです。
おすすめな本は以下の2冊です。
- USJを劇的に変えた、たった一つの考え方
- 新・魔法のコンパス
おすすめ本①:USJを劇的に変えた、たった一つの考え方
1冊目の本は、USJを劇的に変えた、たった一つの考え方です。
いまや日本人なら誰もが知るUSJですが、マーケティングがきちんと行われていなかったときは全然利益が出ていませんでした。
そんなUSJがマーケティングによってどのように変化してきたのかがわかります!
USJが好きな人は、マーケティングの勉強のためではなくUSJの裏話を楽しむために買っても楽しめます。
おすすめ本②:新・魔法のコンパス
2冊目の本は、新・魔法のコンパスです。
新・魔法のコンパスはキングコング西野さんが書かれています。
プペルがなぜあんなにヒットしたのか、どんなマーケティングが施されていたのかがわかる一冊です。
プペルも映画や絵本という芸術分野の作品のためNFTに近いので、プペルのマーケティングをNFTに活かせるかと思います。
マーケティングの手法を勉強したい方
「マーケティングの重要性はわかった!4P分析などの具体的なマーケティング手法を身に着けたい!」という方は、具体的な手法について触れられている本がおすすめです。
しかし、いきなり難しい本を読むと挫折すると思います…。
世の中には膨大な数のマーケティング手法があるので、難しい本を読み始めるとちんぷんかんぷんな感じになるからです。
まずは、以下のようなマーケティング手法の基本を抑えられる本を読むのがおすすめです。
- 100円のコーラを1000円で売る方法
- ドリルを売るには穴を売れ
おすすめ本①:100円のコーラを1000円で売る方法
1冊目は、100円のコーラを1000円で売る方法です。
「マーケティング手法はそんなものがあるのか〜」というのを、ひとまずストーリーのみで学習したい方向けの本となっています。
内容としては、会計ソフトを売る主人公のストーリーの中に、自然にマーケティングの話が入ってくる感じです。
ざっくりとマーケティング手法を知れますが、それぞれのマーケティング手法について詳しい解説はありません。
まずは楽しみつつマーケティングを知りたい、という方におすすめの1冊です。
>> 「100円のコーラを1000円で売る方法」をAmazonでチェックする
おすすめ本②:ドリルを売るには穴を売れ
2冊目は、ドリルを売るには穴を売れです。
こちらの本では、ストーリーだけではなく、きちんとした解説をセットにして学習できます。
レストラン経営をする主人公のストーリーも面白いですが、なんといっても解説がめちゃくちゃわかりやすいです。
楽しみつつしっかり勉強したい方におすすめな本となっています。
わたしはドリルを売るには穴を売れがマーケティングの本の中で一番好きです!
マーケティングの本を読むことで、今後のNFT運営をスムーズに進められるようになるかと思います。
気になった方は一読してみてはいかがでしょうか?
まとめ:NFTを売るためにマーケティングを勉強しよう
この記事では、いいNFTを作っても売れない人の特徴についてお伝えしてきました。
まとめると以下のようになります。
- マーケティング = 売れる仕組みをつくること
- 良いNFTを作っても、マーケティングができていないと売れない
- 自分のレベルに合った本を読んで、マーケティングを勉強してみよう
マーケティングを勉強することで、将来的に売上をアップさせられます。
作品が売れなくて悩んでいる方は、一度マーケティングを勉強してみてはいかがでしょうか?
また、売れるNFTにするための具体的な10個のコツは以下の記事で解説しています。
以上、『【完全初心者OK】マーケティングをNFTに活かす方法を4ステップで解説』でした。
にじてんです!