OpenSeaでNFTを出品したいけど、イーサリアムとポリゴンの2種類あるらしい…。
イーサリアムとポリゴンの違いって何?
結局、イーサリアムとポリゴンのどっちで出品したらいいの?
こんなお悩みにお答えします!
- イーサリアムとポリゴンの違いのイメージ
- イーサリアムとポリゴンの通貨の違い・全体像
- OpenSeaでイーサリアムとポリゴンのどちらが良いか
OpenSeaの人気が高まってきて、NFTの売買が活発になってきましたよね。
OpenSeaではブロックチェーンを
- イーサリアム(Ethereum)
- ポリゴン(Polygon)
の2つから選べますが、違いがよくわからないって方は多いです。
そこで今回は、イーサリアムとポリゴンの違いを解説していきます!
違いをざっくり説明すると、ポリゴンはイーサリアムを使いやすく改良したサービスってイメージです。
今回の記事を読めば、イーサリアムとポリゴンの違いを理解できて、OpenSeaのNFT売買がスムーズになります!
それではさっそくやっていきましょう。
イーサリアム(Ethereum)とポリゴン(Polygon)の違いのイメージ
結論から言うと、イーサリアムとポリゴンは違うブロックチェーンです。
違うシステムで管理されているって考えると、わかりやすいです!
先ほど説明したように、ポリゴンはイーサリアムを改良して作られています。
イーサリアムとポリゴンには違いがあるのですが、この違いを理解するのは結構難しいです。
この記事では、ざっくりとしたイメージをつかんでいきましょう!
イーサリアム(Ethereum)はデパート、ポリゴン(Polygon)はフリマ
OpenSeaでいうと
- イーサリアム:高級デパート
- ポリゴン:フリーマーケット
ってイメージすれば、わかりやすいです!
それぞれの特徴をまとめると、下記の表のとおりです。
イーサリアム | ポリゴン | |
---|---|---|
お客さんの人数 | 多い | 少ない |
商品の値段 | 高い | 安い |
品揃え | 多い | 少ない |
ブランド力 | 高い | 低い |
手数料 | 高い | 安い |
イーサリアム(Ethereum)の特徴
まず、イーサリアム(Ethereum)の特徴についてお伝えします。
イーサリアムは、高級デパートのイメージです!
イーサリアムのメリットは
- 品揃えが多い
- 信頼できる
など、ブランド力がある点です。
そのため、お金を持ったお客さんが多くて稼ぎやすいです。
高級デパートにはブランド品がたくさんあって、買い物したくなるのと一緒ですね!
イーサリアムのデメリットは、
- 手数料が高い
- 競合が強い
など、初心者は参入しにくい雰囲気がある点です。
高級デパートに出店する場合、費用がかかり他のお店も人気があるのと同じですね。
ポリゴン(Polygon)の特徴
次に、ポリゴン(Polygon)の特徴についてお伝えします。
ポリゴンは、フリーマーケットのイメージです!
ポリゴンのメリットは、
- 手数料が安い
- 値段が安い
など、お手軽に売買できる点です。
そのため、初心者でも始めやすいです!
メルカリに手軽に出品できるのと一緒ですね!
ポリゴンのデメリットは、
- お客さんが少ない
- 商品(NFT)の値段が安い
など、本気で稼ぐのが難しい点です。
メルカリの売買だけで稼ぐのは難しいのと同じですね。
まとめると、
- イーサリアム = 高級デパート → 大きく稼ぎやすい
- ポリゴン = フリーマーケット → お手軽に始めやすい
というイメージです!
イーサリアム(Ethereum)とポリゴン(Polygon)の通貨の違い
イメージを掴んでもらったところで、イーサリアムとポリゴンの全体像をもう少し詳しく見ていきましょう!
下記の画像でイメージを掴んでみましょう。
イーサリアムとポリゴンについて、上記の画像を参考に解説していきます!
イーサリアムとポリゴンは違う国&違う通貨
イーサリアムとポリゴンは違う国、と考えるとわかりやすいです。
例えば日本とアメリカだったら、円とドルを両替しないと買い物ができないですよね。
円とドルのように、イーサリアムとポリゴンでは使う通貨が異なります。
イーサリアムとポリゴンの通貨の名前は、違いがわかりにくいので要注意です!
イーサリアムとポリゴンで使える通貨は、それぞれ以下の通りです。
- イーサリアムで使える通貨:ETH
- ポリゴンで使える通貨:ポリゴンETH
イーサリアムとポリゴンで使える通貨には、どちらもETHって付いています。
例えるなら、オーストラリアドルと米ドルの関係性が近いです。
オーストラリアドルと米ドルは、どっちもドルって付いてるけど全く別物ですよね。
こんな感じで、
- イーサリアムで使える通貨:EHT
- ポリゴンで使える通貨:ポリゴンETH
は全く別物だと理解しておきましょう。
イーサリアムとポリゴンの通貨はメタマスクで管理
ここまでで、
- イーサリアムで使える通貨:EHT
- ポリゴンで使える通貨:ポリゴンETH
は違う通貨だとお伝えしてきました。
この通貨をまとめて管理するお財布の役割を果たしているのがメタマスク(MetaMask)と呼ばれるウォレットです。
メタマスクの役割は、本当のお金を想像するとわかりやすいです!
例えば、オーストラリアドルとアメリカドルを一緒のお財布で管理する場合を考えてみましょう。
- オーストラリアドルが必要 → アメリカドルを両替 → オーストラリアドルを入手
- アメリカドルが必要 → オーストラリアドルを両替 → アメリカドルを入手
上記のように、自分のお財布の中のお金を両替すれば、アメリカドルとオーストラリアドルを使い分けられます!
本物のお金と同じで、メタマスクの中にある
- ETH
- ポリゴンETH
を使い分けられるように、メタマスクという大きなお財布があります。
メタマスクについては、下記の記事で詳しく解説しています。
メタマスクの登録方法まで詳しく知りたい方は、参考にしてみてください!
>> 【初心者向け】メタマスクの登録・作成手順を画像30枚で丁寧に解説
イーサリアムとポリゴンの通貨の両替&送金
メタマスクの中のお金の両替の流れについて、もう少し詳しく解説していきます。
通貨が違うということは、それぞれのブロックチェーンで使えるお金にするために両替する必要があります。
注意点として、コインチェックなどの仮想通貨取引所で取引できるETHは、イーサリアムで使える「ETH」です!
そのため、ポリゴンで使えるポリゴンETHのまま仮想通貨取引所に送金すると、送金したお金は消えます。
ポリゴンで稼いだポリゴンETHを換金したいときには、
「ポリゴンETH」→ 両替 →「ETH」→ 送金 →「仮想通貨取引所(コインチェックなど)」
という流れを踏むようにしましょう!
また、OpenSeaでポリゴンの買い物をしたいときには、
「仮想通貨取引所(コインチェックなど)」→ 購入 →「ETH」→ 両替 →「ポリゴンETH」
という流れになります。
それぞれのお金の流れを意識しておきましょう!
この「両替」の行為のことを、仮想通貨業界では「ブリッジ」と呼びます。
しかし、ブリッジといわれると余計に難しく感じますよね…。
この記事ではわかりやすく「両替」のまま表記します!
イーサリアム(Ethereum)とポリゴン(Polygon)の違いまとめ
ここまでの内容から、イーサリアムとポリゴンの違いを大まかに理解できたと思います。
違いを表でおさらいしてみましょう!
イーサリアム | ポリゴン | |
---|---|---|
お客さんの人数 | 多い | 少ない |
商品の値段 | 高い | 安い |
品揃え | 多い | 少ない |
ブランド力 | 高い | 低い |
手数料 | 高い | 安い |
通貨 | ETH | ポリゴンETH |
円への両替 | 可能 | 不可 |
ざっくりまとめると、下記のとおりです!
- イーサリアム:ブランド力があって人気の高いブロックチェーン
- ポリゴン:コスパが高くて初心者も使いやすいブロックチェーン
OpenSeaでイーサリアム or ポリゴンのどちらで出品?
結局のところ、OpenSeaではイーサリアムとポリゴンのどっちで出品したらいいの?
こんなお悩みのある方に向けて、どちらの出品方法がいいのかまとめました!
具体的には、下記の2ステップでお伝えしていきます。
- イーサリアム = 本気でNFTに挑戦、ポリゴン = お試しでNFTを出品
- おすすめの流れ:ポリゴンで試す → イーサリアムで稼ぐ
イーサリアム = 本気でNFTに挑戦、ポリゴン = お試しでNFTを出品
イーサリアムがおすすめな人は、下記のとおりです。
- 本気でNFTで稼ぎたい!
- たくさんの人にアピールしたい!
ポリゴンがおすすめな人は、下記のとおりです。
- 手数料を抑えたい!
- まずはお試しで始めたい!
それぞれの特徴を抑えて、自分に合った出品方法を選びましょう!
おすすめの流れ:ポリゴンで試す → イーサリアムで稼ぐ
どっちの出品方法がいいのか、自分では選べない…。
上記のような方は、まずはポリゴンでNFTに慣れるのがおすすめです。
無料で出品できるので、ポリゴンから始めれば損をせずに済みます!
具体的には、下記の流れがおすすめです!
- ポリゴンでNFTに慣れる
- イーサリアムで本格的に稼ぐ
ポリゴンでの出品方法は「NFTを無料出品する5つの手順」にまとめてあります。
気になった方はぜひ参考にしてみてください!
まとめ:ブランド力のイーサリアム(Ethereum)、コスパ最強のポリゴン(Polygon)
今回は、イーサリアムとポリゴンの違いについて解説してきました。
まとめると以下のようになります。
- イーサリアム = 高級デパート
- ポリゴン = フリーマーケット
- イーサリアムで使われている通貨:ETH
- ポリゴンで使われている通貨:ポリゴンETH
- 通貨の管理:メタマスクというお財布を使う
- 本気でNFTに挑戦したい → イーサリアム
- まずはお試しでNFTを出品したい → ポリゴン
OpenSeaで出品しようと思っているNFT初心者の方は
- ポリゴンでNFTに慣れる
- イーサリアムでブランド力を高めて稼ぐ
という流れを踏むのがおすすめです!
ポリゴンでの出品方法は以下の記事にまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、売上を日本円に換金するために、仮想通貨取引所に登録する必要があります。
初心者には「コインチェック」という仮想通貨取引所がおすすめです。
PCサイトとスマホアプリが業界トップクラスで見やすく、仮想通貨初心者でも簡単に使えます。
口座開設方法は、下記の記事で画像を59枚使って解説しています!
>> コインチェックの口座開設方法を画像59枚で丁寧に開設【初心者向け】
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