ジェネラティブNFTって何?
ジェネラティブNFTにはどんなものがあるの?
ジェネラティブNFTの作り方を知りたい!
こんなお悩みにお答えします!
- ジェネラティブNFTとは何か?
- ジェネラティブNFTの例
- ジェネラティブNFTの作り方
NFT業界が盛り上がってきている中で、ジェネラティブNFTという言葉を聞いたことがある方もいると思います。
しかし、「ジェネラティブNFTって何?」ってなっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ジェネラティブNFTについて、
- ジェネラティブNFTとは何か
- 実際に作るためのツール
を解説していきます!
この記事を読めば、ジェネラティブNFTについて理解でき、今後のNFT制作のヒントをゲットできます!
ぜひ最後までご覧ください。
なお、この記事の本文中ではジェネラティブアートとジェネラティブNFTを、ジェネラティブNFTに統一します。
厳密には違うものですが、わかりやすさを重視していくためご了承ください。
ジェネラティブアート・NFTとは何か?
まず、ジェネラティブNFTとは何かについて理解していきましょう!
Wekipediaの定義からいうと、以下のようになっています。
コンピュータソフトウェアのアルゴリズムや数学的/機械的/無作為的自律過程によってアルゴリズム的に生成・合成・構築される芸術作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「こんな定義じゃわからないよ!!」って思う方が多いと思うので、噛み砕いて説明していきますね!
なお、NFTとは唯一無二のデジタルデータのことです。
NFTが何かを詳しく理解しておきたい!って方は、以下の記事を参考にしてみてください。
>> 【初心者向け】NFTとは何?特徴・活用事例を3ステップで簡単に解説
ジェネラティブアート・NFTとは、コンピューターが作った作品
ジェネラティブNFTをざっくりいうと、コンピューターがつくったNFTのことを指します。
普通のNFTは、誰かがイラストを描いて一点物のイラストとしてNFTになりますよね。
しかし、ジェネラティブNFTは、コンピューターが自動でつくるなど、コンピューターの手が加わったNFTのことを指します。
例えば、以下のようなジェネラティブNFTの種類があります。
- 絵を全部コンピューターに描かせるNFT
- 絵のパーツは自分で書いて、組み合わせはコンピューターに任せるNFT
- 購入した瞬間に画像が見えるようになるようプログラミングされているNFT
結論、コンピューターが絡んでいるNFT=ジェネラティブNFTって覚えておけばOKです。
ジェネラティブアート・NFTの例
実際にイメージをふくらませるために、ジェネラティブNFTの例を見ていきましょう!
ここでは日本のジェネラティブNFTを2つ紹介していきます。
- GenerativeIllust M0E
- Aging Crypto Buddh
それぞれの作品について、詳しく確認していきましょう。
ジェネラティブNFT①:GenerativeIllust M0E
ジェネラティブNFTの例の1つ目は、「GenerativeIllust M0E」です。
GenerativeIllust M0Eでは、顔のパーツなどをランダムに組み合わせることで、ランダムに女の子をつくっています。
女の子のパーツを用意してランダムに組み合わせることで、世界に1人しかいない子をつくれます!
お気に入りの女の子を選ぶのが楽しそうですね!
ジェネラティブNFT②:Aging Crypto Buddha
ジェネラティブNFTの例の2つ目は、「Aging Crypto Buddha」です。
Aging Crypto Buddhaは、時間の経過などによって絵が見えなくなるようにプログラミングされたジェネラティブNFTとなっています。
現実の絵のように風化していくようにプログラミングされている点が面白いです!
Aging Crypto Buddhaのように、ジェネラティブNFTでは、絵を描かせる以外にもNFTに対してたくさんの工夫が施せる点も抑えておきましょう。
ジェネラティブアート・NFTの作り方
実際にジェネラティブNFTの例を見て、ジェネラティブNFTを作りたいって感じている人もいると思います。
そこで、ジェネラティブNFTの作り方を2つ紹介します!
- 初級編:ツールを使って作ってみる
- 中・上級編:プログラミングで作ってみる
それぞれの内容ついて詳しく確認していきましょう。
初級編:ツールを使って作ってみる
ジェネラティブNFTの作り方として、初心者の方にはツールを使うことをおすすめします。
aakizukiiさんが作ってくださった「ジェネラティブNFTジェネレーター」で、ジェネラティブNFTをつくってみましょう!
レイヤーごとに画像をアップロードすることで、自動的に画像ができるようになっています。
例えば、参考例にあるように、3枚の猫の写真と3枚の背景の写真をアップロードすると、自動的に組み合わせて画像を生成してくれます。
画像をアップロードするだけでジェネラティブNFTができるので、誰でも挑戦できるんです!
中・上級編:プログラミングで作ってみる
中・上級者は、プログラミングをして自分好みのジェネラティブNFTをつくると良いです。
ただ、これはプログラミングができないといけないのでハードルがだいぶ高めです。
プログラミングに挑戦したいという方は、Processingというプログラミング言語を勉強しましょう。
Processingとは、ジェネラティブNFTが作れるオープンソースのプログラミング言語です。
「Processingをはじめよう」という書籍が人気だったので、プログラミングでジェネラティブNFTを作ってみたい方は一読してみると良さそうです。
まとめ:ジェネラティブアート・NFTを作ってみよう
この記事では、ジェネラティブNFTについて、作り方まで含めてお伝えしました。
まとめると以下のようになります。
- ジェネラティブNFTとはコンピューターが絡んだNFTのこと
- 全部コンピューターに描かせるものから、パーツの組み合わせだけ任せるものなどがある
- 「ジェネラティブNFTジェネレーター」を使えば誰でも簡単にジェネラティブNFTが作れる
以上となります!
日本ではジェネラティブNFT市場はまだまだ盛り上がっていないので、いま始めれば有名になれるかも?
ぜひ、ジェネラティブNFTに挑戦してみてはいかがでしょうか?
また、完全無料でNFTを出品する方法も解説しています。
気になった方は以下の記事をチェックしてみてはいかがでしょうか?
以上、「【簡単】ジェネラティブアート・NFTとは?実例から作り方まで解説」でした。
にじてんです!