NFTや仮想通貨を使うためにメタマスクが必要らしいけど、そもそも何かわからない…。
メタマスクの登録方法まで、わかりやすく教えてほしい!
こんなお悩みにお答えします!
- メタマスクとは何か
- メタマスクのウォレットの作成手順
- メタマスクの使い方
NFTや仮想通貨が盛り上がってきていて、新しく挑戦しようと考えている方もいますよね。
しかし、「メタマスク(MetaMask)というツールが必要らしいけど、よくわからなくて不安…。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
- メタマスクの基礎知識
- メタマスクの登録手順・使い方
を、画像を30枚使って簡単に解説します!
この記事を読めば、メタマスクの準備ができて、NFTや仮想通貨を扱うスタートダッシュを切れます。
ぜひ最後までご覧ください。
メタマスク(MetaMask)とは何?
まず、メタマスクについて、以下の3つのポイントを抑えておきましょう!
- メタマスクの役割 = 仮想通貨の世界のお財布
- メタマスクに入るもの = 仮想通貨&NFT
- メタマスクをインストールできるブラウザ → Chromeがおすすめ
メタマスクの役割 = 仮想通貨の世界のお財布
メタマスクとは、仮想通貨用のお財布です。
- 取引所から送金した仮想通貨
- NFTを売って稼いだ仮想通貨
などが、メタマスクに入ります。
なぜメタマスクを使うかというと、NFTや仮想通貨を売買を簡単にするためです!
日常生活に例えると、
- 仮想通貨取引所:銀行口座
- メタマスク:お財布
というイメージですね。
つまり、下記のようなお金の流れになります。
- 仮想通貨取引所(銀行)で仮想通貨を買う
- メタマスク(お財布)に仮想通貨を移す
- メタマスク(お財布)で仮想通貨のやり取りをする
なお、仮想通貨の世界では、お財布の役割を果たしているツールをウォレットと呼びます。
「ウォレット」を日本語に訳すと「お財布」です。
イメージともぴったり合いますよね!
中でも、メタマスクは世界で1番人気のあるウォレットです。
仮想通貨やNFTを扱う場合は、ひとまずメタマスクをインストールしましょう!
メタマスクに入るもの = 仮想通貨&NFT
メタマスクは仮想通貨用のお財布、という話をしてきました。
なお、メタマスクにはNFTも入ります。
つまり、
- 仮想通貨取引所から送金した仮想通貨
- NFTを売って稼いだ仮想通貨
以外にも、
- 出品・販売したNFT
- 購入したNFT
なども入ります。
仮想通貨に関連するものは全てメタマスクで管理する、と覚えておけばOKです!
メタマスクは仮想通貨の世界で大切なツールとなるので、気をつけながら扱いましょう。
メタマスクをインストールできるブラウザ → Chromeがおすすめ
メタマスクは
- Chrome(クローム)
- FireFox(ファイヤーフォックス)
- Opera(オペラ)
- BRAVE(ブレイブ)
などのWebブラウザで、拡張機能としてインストールできます。
- Safari(サファリ)
- Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)
などのブラウザではインストール出来ないので、注意しましょう。
この記事では、パソコンのChromeブラウザからメタマスクをインストールしていきます!
ChromeはGoogleが提供しているブラウザなので、安心して使えるのでおすすめです。
Chromeをインストールしていない方は、公式サイトからChromeをインストールしておきましょう。
なお、メタマスクはスマホ版のアプリもありますが、おすすめしません。
理由は、スマホはセキュリティが低いからです!
ハッキングされて、仮想通貨やNFTが盗まれる可能性が高いです。
メタマスクはパソコンでインストールしましょう。
メタマスクのウォレットの作成手順
それでは、メタマスクのウォレットを早速作っていきましょう!
メタマスクのウォレットは、以下の3つの手順で作成できます。
- メタマスクをインストールする
- メタマスクのパスワードを設定する
- メタマスクの「秘密のバックアップフレーズ」を設定する
手順①:メタマスクをインストールする
まず、メタマスクをChromeにインストールしていきましょう。
それぞれの画像は、クリックすると拡大できます!
Google検索で「metamask 拡張機能」と検索してみましょう。
検索すると、メタマスクの拡張機能やChromeの公式ページが出てきますのでクリックします。
ここで偽物のURLをクリックしないように注意してください!
偽物を入れるとお金を盗まれるので、要注意です。
実際に検索したら、偽物が表示されていたときもありました。
偽物をインストールしないか不安な方は、以下のURLからどうぞ!
わたしが確認した正しいURLです。
続いて、Chromeにメタマスクを追加していきましょう。
MetaMaskが表示されていることを確認し、「Chromeに追加」をクリックします。
「追加しますか?」と聞かれたら「拡張機能に追加」ボタンを押します。
「Chromeから削除します」の文字に切り替わったら、インストール完了です!
メタマスクはこれからよく使うことになるので、ブラウザのバーに固定させておきましょう。
ワンクリックでメタマスクを起動できるようになります!
ブラウザの右上にある「パズルのマーク」をクリックすると、メタマスクが表示されます。
ピンのマークをクリックしましょう。
ピンのマークをクリックすると、メタマスクがブラウザのバーに固定されます。
いつでもワンクリックでメタマスクを起動できるので、とっても便利です!
以上で、Chromeにメタマスクをインストールできました!
手順②:メタマスクのパスワードを設定する
次に、メタマスクのパスワードを設定していきましょう。
画面の「開始」ボタンを押します。
なお、インストールできたら自動的に上記の画面が開くはずです。
間違えて閉じてしまった方は、メタマスクのアイコンをクリックしましょう。
新規作成なので、「ウォレットの作成」をクリックします。
メタマスクからのお願いが表示されますので、「同意します」をクリックして次へ進みます。
- パスワードの設定
- 利用規約の「同意しました」のチェック
をします。
最後に、「作成」ボタンをクリックしましょう。
ウォレットの保護の動画を確認したい方は、動画を再生します。
これから表示される「秘密のバックアップフレーズ」がどれだけ重要なのか、が説明されています。
スキップも可能なので、確認しなくても良い方は「次へ」ボタンを押しましょう。
以上で、パスワードの設定が終了しました!
手順③:メタマスクの「秘密のバックアップフレーズ」を設定する
続いて、メタマスクの「秘密のバックアップフレーズ」を設定していきます。
メタマスクの設定の中で、1番重要な手順です!
「秘密のバックアップフレーズ」という、1番重要なページが出てきます。
「秘密の言葉を表示するには、ここをクリックします」をクリックします。
超重要なので、集中して確認していきましょう!
クリックすると、12個のキーワードが表示されます。
黒塗り部分はとても重要な情報なので、絶対に自分以外の人に共有しないでください。
詳しくは、後ほどの「メタマスクを利用するときの注意点」にてお伝えします。
また、表示された秘密のバックアップフレーズは、絶対に忘れないように注意しましょう。
秘密のバックアップフレーズを忘れるのは、お財布を失くすのと同じくらいの一大事です!
表示されているキーワードを覚えたら、「次」へボタンを押します。
「秘密のバックアップフレーズの確認」が表示されたら、先ほどの12個のキーワードを順番に選択しましょう。
順番に選択し終わったら、「確認」をクリックします。
正しく選択できたら、「おめでとうございます」と表示されます。
「すべて完了」をクリックして、設定を終了しましょう。
「すべて完了」をクリックすると、ユーザー情報画面に飛びます。
以上で、メタマスクの基本設定は終了です!
番外編:ウォレットの名前を変更する
メタマスクでウォレットを作成したときは、「Account1」という名前のウォレットになっています。
「Account1」という名前のままだと、愛着がわかないですよね…。
こだわりのある人は、アカウントの名前を変更しましょう!
Chromeの右上のバーから、メタマスクのアイコンをクリックします。
すると、以下のメタマスクの画面が表示されます。
「︙」のマークをクリックしましょう。
アカウントの詳細をクリックします。
「鉛筆のマーク」をクリックします。
名前を入力し終わったら、
- エンターキーを押す
- チェックマークをクリックする
のどちらかで、名前を確定します。
名前を設定できたら、右上の「バツマーク」をクリックします。
これにて、ウォレットのアカウント名の変更が完了しました!
以上、お疲れさまでした!
メタマスクを利用するときの注意点
ここで、メタマスクを利用するときの注意点をお伝えします。
それは、秘密のバックアップフレーズを誰にも教えないことです。
秘密のバックアップフレーズを他人に教えると、メタマスクの中身を全部盗まれます。
以下の2つは、同じくらい危険な行動です。
- 秘密のバックアップフレーズを教える
- 銀行口座の暗証番号を教える
仮想通貨の世界のお財布であるメタマスクでは、
- 取引所から送金した仮想通貨
- NFTを売って稼いだ仮想通貨
- 出品・販売したNFT
- 購入したNFT
上記のものが全部、いま設定したメタマスクに入ります!
秘密のバックアップフレーズがバレると中身を全て盗まれてしまうので、絶対に教えないようにしましょう。
なお、「秘密のバックアップフレーズ」以外にも、他の呼び方があります。
- バックアップフレーズ
- シーフレーズ
- シードフレーズ
- シークレットリカバリーフレーズ
- 秘密の合言葉
- 秘密鍵
上記の用語は、全て「秘密のバックアップフレーズ」を表しています!
他の方の記事を読むときの参考にしてみてください。
メタマスクの使い方 → ウォレットアドレスを確認しよう
メタマスクの基本的な使い方を確認しておきましょう。
メタマスクでは、「ウォレットアドレス」を使って仮想通貨やNFTのやり取りが行われます。
ウォレットアドレスとは、銀行口座で例えると口座番号に当たります。
これから絶対に必要となるので、ウォレットアドレスの確認方法を紹介していきます!
ウォレットアドレスの確認・コピーする手順
それでは、実際にウォレットアドレスを確認して、コピーしてみましょう。
順番に確認していきましょう。
ブラウザのバーの右上からメタマスクを開くと、以下の画面が表示されます。
自分のメタマスクの名前の下にある英数字の部分にカーソルを合わせましょう。
カーソルをかざすと「クリップボードにコピー」と表示されます。
この状態でクリックすると、自分のウォレットアドレスをコピーできます!
「コピーされました!」表示されれば、無事にコピーできました!
このウォレットアドレスを使って、仮想通貨取引所からメタマスクに送金などを行います!
わたしが使っているコインチェックからメタマスクに入金する方法は、以下の記事で解説しています。
>> 【最新】コインチェックからメタマスクにイーサリアム送金する方法&手数料を解説
なお、コインチェックの始め方は、「コインチェックの口座開設方法を画像59枚で丁寧に解説【初心者向け】」にて解説しています!
無料で登録できるので、未登録の方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
メタマスクのよくある質問
最後に、メタマスクについてのよくある質問についてお答えしていきます!
- メタマスクのウォレットアドレスは公開してもいいの?
- メタマスクのパスワードを忘れたらどうすればいいの?
Q1:メタマスクのウォレットアドレスは公開してもいいの?
ウォレットアドレスは公開しても大丈夫です!
ウォレットアドレスとは、銀行口座で例えると口座番号に当たります。
口座振込をするときには口座番号が必要なので、人に教えますよね。
それと同じで、ウォレットアドレスは他人に教えてもOKです。
注意点は、「秘密のバックアップフレーズ」は教えないことです。
秘密のバックアップフレーズは、銀行口座で例えると暗証番号に当たるものです。
秘密のバックアップフレーズを教えると、メタマスクの中身を全部盗まれます。
ウォレットアドレスのみを教えるようにしましょう!
Q2:メタマスクのパスワードを忘れたらどうすればいいの?
秘密のバックアップフレーズを使って、パスワードの再設定ができます!
実際の手順も確認しておきましょう。
メタマスクのログイン画面で、「シークレットリカバリーフレーズを使用してインポートする」をクリックします。
「シークレットリカバリーフレーズでアカウントを復元」という画面が開きます。
自分の「秘密のバックアップフレーズ」と、新しいパスワードを入力しましょう。
入力できたら、「復元」をクリックすれば再設定完了です。
なお、秘密のバックアップフレーズを忘れると、中身を取り出せなくなります。
秘密のバックアップフレーズだけは絶対に忘れないでください!
紙にメモをするなど、厳重に保管しておきましょう。
まとめ:メタマスクを準備して、楽しいNFTライフを送ろう!
この記事では、メタマスク(MetaMask)の登録・作成手順をお伝えしてきました。
まとめると、以下のようになります。
- メタマスク = 仮想通貨を入れるお財布
- メタマスクの登録手順:インストール → パスワードを設定 → 秘密のバックアップフレーズを設定
- 「秘密のバックアップフレーズ」は誰にも教えない
メタマスクが準備できたら、仮想通貨取引所から仮想通貨を送金する必要があります。
例えば、NFTアートを出品・購入したい場合はイーサリアムをメタマスクに送金しましょう!
わたしが使っているコインチェックからメタマスクに送金する方法は、以下の記事でまとめています。
気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
>> 【最新】コインチェックからメタマスクにイーサリアム送金する方法&手数料を解説
以上、『【初心者向け】メタマスクの登録・作成手順を画像30枚で丁寧に解説』でした。
にじてんです!