イーサリアムをポリゴンへとブリッジ(両替)したいけど、やり方がわからない…。
そもそもイーサリアムとポリゴンへのブリッジって何?
ポリゴンにお得にブリッジする方法まで教えてほしい!
こんなお悩みにお答えします!
- イーサリアムとポリゴンの違い
- イーサリアムからポリゴンへブリッジするとは何か
- イーサリアムからポリゴンへ安くブリッジする手順(画像あり)
NFTが大ブームとなってきており「イーサリアムからポリゴンにブリッジ(両替)したい!」と考える人は多いと思います。
しかし、「ブリッジのやり方がよくわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、イーサリアムからポリゴンに安くブリッジする方法を、3ステップでお伝えしていきます。
実際の画面を交えて、わかりやすくお伝えしますね!
この記事を読み終わるころには
- ブリッジとは何か
- イーサリアムからポリゴンへお得にブリッジするやり方
がわかり、お金を節約できるようになっているはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
イーサリアム(ETH)とポリゴン(Polygon)の違い
まずはイーサリアムとポリゴンの違いから確認していきましょう!
ブリッジの手順を今すぐ確認したい方はこちらからどうぞ!
ざっくりとしたイメージは、以下の画像がわかりやすいです。
上記の通り、イーサリアムとポリゴンは違う国と考えるとわかりやすいです!
それぞれの国で使える通貨について確認していきましょう。
イーサリアムとポリゴンで使える通貨
イーサリアムとポリゴンというそれぞれの国では、以下のように使える通貨が異なります。
国(ブロックチェーン) | 使える通貨 |
---|---|
イーサリアム | ETH |
ポリゴン | ポリゴンETH |
どっちもETHってついてるからわかりにくいのですが、全然違う通貨です!
違いのイメージとして
- オーストラリアドル
- アメリカドル
をイメージしておきましょう。
どっちも「ドル」ってついてますが、実際は全然違う通貨ですよね。
オーストラリアでアメリカドルは使えません…。
「イーサリアムとポリゴンはそれぞれ違う国だから、使えるお金も違う」ってところを抑えておきましょう!
なお、厳密にいうとイーサリアムとポリゴンで使える通貨は以下のように書きます。
- イーサリアムで使える通貨:ETH
- ポリゴンで使える通貨:WETH
この記事ではイーサリアムで使える通貨を「ETH」、ポリゴンで使える通貨を「ポリゴンETH」と書きますね!
なお、イーサリアムとポリゴンの違いについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
イーサリアムからポリゴンへブリッジするとは何か
「イーサリアムとポリゴンは違う国だから使える通貨も違う」ってところまで確認してきました。
使える通貨が違うってことは、それぞれの国で使える通貨に両替しておく必要があります。
仮想通貨の世界では、通貨を両替することをブリッジと呼びます!
ブリッジについて詳しく確認していきましょう。
イーサリアムとポリゴンのブリッジの例
ブリッジは、例えば以下のように通貨を両替することを指します。
- イーサリアムの通貨 → ポリゴンの通貨:ETH → ポリゴンETH
- ポリゴンの通貨 → イーサリアムの通貨:ポリゴンETH → ETH
現実世界の「日本円 → アメリカドル」などと同じく、それぞれの通貨にブリッジできます。
ブリッジするとそれぞれの国でお買い物ができるようになります!
今回はポリゴンでのお買い物ができるように、ETH→ポリゴンETHへのブリッジのやり方を確認していきましょう!
ブリッジとは何かもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
イーサリアム(ETH)からポリゴン(Polygon)にブリッジする手順
それでは実際に、イーサリアムの通貨であるETHから、ポリゴンの通貨であるポリゴンETHにブリッジしていきましょう!
おさらいすると「ブリッジ=両替」っていうイメージです。
「ETH → ポリゴンETH」にブリッジする手順を、以下の6ステップで紹介していきます。
- メタマスクにETHを送金する
- メタマスクにポリゴンネットワークを追加する
- メタマスクとポリゴンを接続する
- ブリッジの手数料(ガス代)が安い時間帯を調べる
- ETHをポリゴンETHにブリッジする
- Polygon(ポリゴン)のトークンを追加する
いまはそれぞれの用語の意味が分からなくても大丈夫です!
スクリーンショットを交えて詳しく説明していきますね!
なお、ステップ4のブリッジの手数料が安い時間帯だけでも知っておくと、これからの仮想通貨&NFTライフで一生お得に過ごせます。
ぜひチェックしてみてください!
ブリッジする方法①:メタマスク(MetaMask)にETHを送金する
まずはメタマスクにETHを送金していきましょう!
ブリッジには、メタマスクという仮想通貨用のお財布を使います。
メタマスクに入っているイーサリアムをポリゴンに両替するイメージです。
準備として、メタマスクにETHを送金しておきましょう。
メタマスクにETHを送金する手順はこちらで詳しく解説してあるので、参考にしてみてください。
ブリッジする方法②:メタマスク(MetaMask)にPolygon(MATIC)ネットワークを追加する
ここでは、メタマスクにポリゴンのネットワークを追加していきます!
何をしているかというと、メタマスクでポリゴンを使えるようにしてあげる作業です。
「日本円だけじゃなくてドルもお財布に入れるよ」ってメタマスクに教えてあげるイメージです。
スクリーンショットを交えてわかりやすく解説していきます!
以下の内容を入力して保存をクリックしましょう。
- ネットワーク名 → Matic mainnet
- RPC URL → https://polygon-rpc.com/
- チェーンID → 137
- シンボル → MATIC
- ブロックエクスプローラURL → https://polygonscan.com/
これで、メタマスクがポリゴンのネットワークを認識できるようになりました!
なお、MATICというのはポリゴンの前の名前です。
「MATICっていう変なやつが入ってきた!」って焦らなくても大丈夫です!
ブリッジする方法③:メタマスク(MetaMask)とポリゴン(Polygon)を接続する
次に、メタマスクとポリゴンのサイトを接続していきます。
以下で紹介するサイトで、ETHからポリゴンETHへとブリッジ(両替)できます!
しかし、メタマスクはWebサイト勝手に接続しない仕組みになってます。
許可したサイトだけとやり取りするわけですね。
このステップでは、メタマスクと両替サイトがちゃんとやりとりできるように接続していきます。
- 接続したいアカウントにチェック
- 「次へ」をクリック
の2ステップです。
アカウントへの接続を求められるので、「接続」をクリックします。
チェックボックスは元からチェックされているので、何もしなくて大丈夫です!
署名が要求されるので、「署名」をクリックします。
「署名=確認」ってイメージです。
メタマスクとPolygonの接続が完了すると、以下の画面が表示されます。
右上のMetaMaskのアイコンであなたのウォレットのアドレスが表示されたら、無事に接続できています。
以上で、メタマスクとサイトの接続は完了です!
ブリッジする方法④:ブリッジの手数料(ガス代)が安い時間帯を調べる
「やっと準備ができたからブリッジしよう!」ってなっている方、ちょっとまってください…!
ブリッジにはガス代と呼ばれる手数料がかかるとお伝えしてきました。
このガス代の値段は、時間帯によってぜんぜん違います。
手数料が高い時間帯は、安い時間帯の2倍の値段かかったりすることもあります。
つまり、何も考えずにブリッジすると損する可能性が高いです。
安い時間帯を確認して、できるだけ安い時間帯にブリッジすると手数料を抑えられます!
そこで、ブリッジの手数料が安い時間帯の調べ方をお伝えしていきます。
「Gas Price by Time of Day」のグラフにて、色が白に近い時間帯を確認します。
グラフは日によって変わるので、最新版をチェックするのがおすすめです!
- いまの時間帯がガス代の高い時間帯 → ちょっと待つ
- いまの時間帯がガス代の安い時間帯 → このままブリッジする
上記の2パターンで考えてみましょう!
ガス代が安い時間帯になったら、これから紹介する手順に従ってブリッジします。
わたしはガス代が高い時間帯から安い時間帯に変えたことで、8000円→5000円にガス代を節約できました!
ぜひ「ethereumprice」をチェックして、お得にブリッジしていきましょう。
ブリッジする方法⑤:イーサリアムをポリゴンにブリッジする
これからやっと、ブリッジの手順をお伝えしていきます!
この辺から仮想通貨を実際に操作する手順となります。
画像を見ながら慎重にやっていきましょう。
クリックするとメニュー画面が表示されます。
Etherでない場合は「Ether」を選びましょう。
Polygonに送金したいETHの数量を指定します。
入力したら「Transfer」をクリックしましょう。
ETHからPolygonへ送金するガス代(手数料)が表示されます。
このガス代が高くなったり安くなったりします!安い時間帯は要チェックです。
確認したら「Continue」をクリックします。
以上で、送金手続きは完了です!
これで送金手続きは完了するのですが、あと1つ手順があります。
次でラストです!あとちょっと、頑張っていきましょう!
ブリッジする方法⑥:ポリゴン(Polygon)のトークンを追加する
送金は完了しているんですが、このままだと送金したETHが反映されない場合があります。
わたしは反映されてなくて、めちゃくちゃ焦りました。
- 反映されている方 → ブリッジの手続きは終了
- 反映されていない方 → 「トークンの追加」をする
上記のようになります。
「トークンの追加」とは、表示される通貨の種類を増やす作業です。
ポリゴンに表示されるお金として、MATICと呼ばれる通貨しか載っていない場合があります。
そこで、OpenSeaなどのポリゴンの決済に使う通貨であるポリゴンETHを追加する必要があります。
さっそくポリゴンETHを表示させていきましょう!
以下の情報を入力しましょう。
コントラクトアドレス → 0x7ceb23fd6bc0add59e62ac25578270cff1b9f619
- トークンシンボルに(WETH)
- トークンの10進数に18
が表示されていることを確認します。
確認できたら、「次へ」をクリックします。
「トークンの追加」とは、表示される通貨の種類を増やすことです!
以下の画面が表示されたら、無事に「トークンの追加」ができています!
WETHの残高が自分の送金したETHと大体同じ値になるはずです。
なお、手数料のガス代が引かれてるので、少なめの金額になります。
左上の「<」をクリックして、もとの画面に戻りましょう。
これにて送金したETHがポリゴンETHになったことの確認は終了です。
以上、お疲れ様でした!
まとめ:イーサリアムからポリゴンにブリッジしてみよう
この記事では、イーサリアムとポリゴンの違いから、イーサリアムをポリゴンへ安くブリッジする方法をお伝えしてきました。
まとめると以下のようになります。
- イーサリアムとポリゴンは違う国 → 違う通貨を使っている
- 違う通貨 → 両替(ブリッジ)する必要がある
- ブリッジするための6ステップ:ETHを送金 → ポリゴンネットワークを追加 → ポリゴンのサイトと接続 → 手数料が安い時間帯をチェック → ETHをポリゴンETHにブリッジ → トークンを追加
ETHからポリゴンETHにブリッジして、もっとNFTを楽しんでいきましょう!
なお、NFTを買いたい方に向けて、OpenSeaのNFTの買い方の完全ガイドを用意しました。
気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
>> 【OpenSea】NFTの買い方を6ステップで解説【初心者向け】
以上、「【画像あり】イーサリアムをポリゴンへ安くブリッジする方法」でした。
にじてんです!